喜寿祝いの由来とは?現代のお祝い方法3つ

喜寿祝いの習慣は室町時代から

喜寿の起源は室町時代

喜寿祝いとは何歳のお祝いで、いつどこで始まったのかご存知でしょうか。

長寿をお祝いする習慣は、いくつかあります。一番よく知られているのは還暦。60歳を迎えた方へのお祝いですが、それ以降も古希、喜寿、傘寿‥と続いていきます。

せっかくの、長生きのお祝いですから、あらかじめよく理解して忘れることのないように大切な人の人生の節目をお祝いしましょう。これから喜寿祝いを行う時に備えて、喜寿祝いの発祥や由来を知っておくと、より貴重なお祝い事という認識が高まり、関心も高まります。

そこで、今回は喜寿祝いの由来や現代のお祝い方法についてご紹介します。

 

喜寿はいつから始まった?喜寿祝いの由来

77歳のお祝いはいつから始まった?

世界でも冠たる長寿国となった日本。2017年の調査では、平均寿命が男性80.98歳、女性87.14歳で過去最高を更新。世界2位という順位が発表されています。つまり日本は世界トップレベルの長寿国なのですね。

こうやって長生きする方が増えている要因としては、健康志向が高まっていたり、医療技術が向上して死亡率が下がったことにあるようです。確かに身近なところではテレビ番組なども、健康ジャンルの番組は近年すごく増えていますよね。

そういう環境の中、長寿の実感が一番わいてくるのは77歳の「喜寿」だと感じる人が最近は多いそうです。ほんの数百年前まで「人生五十年」と言われていたことを考えると まさに隔世の感ですね。その「喜寿」を祝う習慣が始まったのは室町時代で、広く一般化していったのは江戸時代と言われています

60歳の還暦や70歳の古希の祝いは中国から伝わってきた習慣です。しかし、喜寿だけは日本発祥というのもちょっと不思議ではあります。ただ中国由来の「長寿祝い」という習慣が定着する中、最初は貴族たちが「喜寿」を祝う習慣を始め、それがだんだん庶民にも広まっていったようです。

なぜ、こんなにも長寿のお祝いがあるのか疑問に思うかもしれません。しかし、人生五十年の時代には、還暦をはじめ長生きをすることが今よりも難しく、とても喜ばしいことだったのでしょう。喜寿をお祝いする習慣が民衆に広まった江戸時代の平均寿命は30代~40代だったそうですから、いかに77歳を迎えることが簡単ではなかったかがうかがえますね。

そしてこの「喜寿」という漢字ですが、「喜」が草書体で書くと「㐂」となるため、そこから77歳のお祝いとなりました。

 

喜寿をお祝いする方法

77歳をお祝いする方法

現代の喜寿の一般的なお祝いは、食事会のほか、旅行に行く、プレゼントを渡すという方法があります。

食事会を開く

喜寿祝いの食事会では、高級レストランやお店で食事会をしたり、自宅でホームパーティーをしたりするといった場合が多いです。

現代の77歳といえば、とても元気で活発な生活を送っている方も多いです。しかし、病気やケガなどで外出が困難な方もいます。もし、お祝いのために外出するのが困難な場合は、自宅で食事会を選ぶと相手に負担をかけず安心です。

自宅で喜寿祝いを行う場合には、ぜひ喜寿の方の好きな料理や飲み物を用意してあげましょう。自宅でのお祝いでも、グルメのお取り寄せなどを利用して豪華な料理を用意することができます。子どもやお孫さんが協力して、手作りのケーキを作るのもサプライズ性があり、気持ちがこもっていて喜んでもらえます。

そしてせっかくみんなが集まる機会なので、カメラと三脚を用意してご家族で記念撮影をするのもおすすめ。後日フォトフレームやフォトブックに入れて喜寿の方にプレゼントしましょう。

旅行に行く

旅行

予算に余裕がある場合や喜寿の思い出作りをしたい場合には、旅行に行くのも良いですね。喜寿の方の体調が第一なので、できるだけ近場の温泉旅館や観光地に行くのをおすすめします

最近では、長寿祝い用プランを備えている旅館やホテルが増えており、ちゃんちゃんこを貸し出してもらったり、プロのカメラマンが写真撮影をしてくれたり、普通の宿泊施設では受けられないサービスを受けることができます。各旅館やホテルによってサービス内容は異なりますので、予約時にサービス内容を確認してみましょう。

旅館やホテル、旅先が移動しやすい環境かどうか、喜寿の方の身体に負担をかけないかどうかといった観点で旅先を決めると良いでしょう。たとえば、階段をのぼる必要があるか、客室や食事をする場所は座敷に座る必要性があるかなど、事前にチェックされることをおすすめします。

プレゼントを渡す

喜寿祝いに食事会を行う場合も、旅行に行く場合もちょっとしたプレゼントを用意しておくと喜ばれます。

例えば、喜寿の方がお酒が好きな場合には、名入れのお酒や酒器、焼酎サーバーがおすすめ。好みのものを用意しておけば、より喜んでもらえます。

そのほか、喜寿の方が以前から欲しいと言っていたもの・興味のあるもの、趣味に関するもの、オシャレを楽しめるファッション小物、普段の生活で使う実用的な品、名入れギフトなどを贈る場合が多いです。喜寿のテーマカラーは紫色なので、商品自体もしくはラッピングにカラーが自然に取り入れられたものを選ぶのをおすすめします。

いずれのお祝い方法でも、大切なのは喜寿の方をお祝いしたいという気持ち。「いつもありがとう、これからも元気でいてね」の気持ちを込めて、喜寿のお祝いをしましょう。

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「喜寿」の名前にちなんだお店は多い?

喜寿のお祝いにお寿司屋

さてそんな特別なご長寿祝いに、家族揃って食事会。そのお祝いにちなんだ店を探そうとネットで 検索してみると…。こんな時、探しやすいのが喜寿祝いのお店かもしれません。というのも、 還暦という店名は有りそうで有りません。

また、古稀の場合は、その特殊ないわれ(古稀の由来参照)のため、 店名にするのは難しく、米寿以上になるとあまりに長寿祝いに直結してしまうため、店名としては使いにくい ようです。それもそうですね。長寿祝い専門店と思われてしまえば、お客様の層を狭めてしまうことにもなりかねません。

しかし「喜寿」となると、けっこうな数のお店の名前がヒットします。なぜでしょうか。

実はこの理由は文字にあります。種を明かせば、「喜寿」の言葉が組み込まれている店名が多いのですね。 とりわけヒットするのが寿司屋

確かに、「○喜寿司」などという店名は決して個性的な名前ではないかもしれません。たとえば○の部分に「安」とか「大」とか「皆」とか入れてみてください。むしろ、いかにも お寿司屋さんっぽい名前になります。

というわけで、喜寿祝いにふさわしい店を選ぶのは、他の長寿祝いに比べて簡単かもと…最後にちょっとダジャレ感覚な話のネタをご紹介しました。