元気なおばあちゃんの喜寿祝い

最終更新日:2018/01/25
喜寿のお祝いにお寿司屋さん

おばあちゃんの和菓子屋

私のお婆ちゃんは商店街で和菓子さんを営んでいます。私のおじいちゃんが開業し始めた和菓子屋さんですが、一つ一つ手作りの和菓子は評判も良く地域に愛されています。そのお店は私の父も後継ぎとして働いていましたが5年前に祖父が亡くなり経営が大変な時期がありました。

一時は店を閉めることも考えましたが、祖父と頑張ってきたお店なので、もう少し続けてみようということになりました。和菓子の味を以前と変わらないようにするには祖母の力が必要でした。

今の時代、和菓子も機械に任せて大量生産していくのが当たり前になりました。しかし祖母は、自分の手で少量ずつしか作れませんが、味にこだわって全て手作りしました。

お店の経営を学ぶ

もともと大学から地元を離れてずっと遠方にいた私ですが、そんな実家の状況を知り、ついに戻ることを決意しました。少しでもお婆ちゃんの役に立てればと思ったからです。私も祖母に習い店のことを一から教えてもらい、経営の方も勉強するようになりました

小さい頃から父や祖父の仕事を見ていた私ですが、大学を出てからは事務の仕事をしていましたので、知識はほぼ0でしたが、家族はもちろん、ご近所さんも協力があって、お店も何とか軌道に乗りはじめました。

そんなお店を仕切るおばあちゃんももう77才です。現役で頑張ってくれる、やさしいお婆ちゃんも喜寿を迎え、お祝いをしようと考えました。家族はもちろん、ご近所さんも声をかけ盛大に行いたいと思いました。みんなでいろいろと話し合った結果、場所は商店街のお寿司屋さんで行うこととなり、食事についてはお婆ちゃんの好きなお刺身をメインにすることにしました。

喜寿のお祝いにお寿司屋さん

当日は広い和室で宴会のような時間が過ぎていきました。信念の強い祖母は言葉数は少ないけれど優しく見守り、ぽたぽた焼きのお婆ちゃんの様な笑顔でその場を和ませていました。

地元ならではの、昔からの顔見知りがたくさん集まったということもあり、リラックスして過ごせた時間になったようです。私からは手紙カーディガンのプレゼント、両親からは電動マッサージ機のプレゼント。

高価なプレゼントはできなかったけど家族はもちろん、ご近所さんも、お婆ちゃんのことは大好きだし、その大切な気持ちが伝えられた素敵な喜寿のお祝いになったんじゃないかと思っています。

お婆ちゃんには、まだまだ仕事をたくさん教えてほしいし、一緒に頑張りたいので、これからもご指導よろしくお願いします。